アプローチ
門まわりと玄関を結ぶ通路のことをアプローチといいます。門まわりと同様にアプローチもエクステリアを印象づける大切な部分です。単純に門まわりと玄関をつなぐだけでなく床の仕上げや形に変化をつけて、歩くことが楽しくなるようなものとすると良いでしょう。庭に十分なスペースが無い場合は、このアプローチまわりを前庭として季節の花などで演出すると、とても綺麗です。
主なアプローチパターン
直線
従来、アプローチのパターンでは単調すぎるので避けるべきと言われて来たパターンですが、最近は多く見られる様になって来ました。床の仕上げが目立ってくるので一工夫すると良いでしょう。
S字
S字型のアプローチは曲線でやさしいデザインになるので最近特に人気があります。床の仕上げはタイルなどよりも自然石の乱貼りなどの方が綺麗に納まります。
クランク
S字型を直線的にアレンジしたものをクランクといいます。直線で構成しますのでタイルやレンガの納まりも問題ありません。少し堅い表情になるので植栽や草花で演出しましょう。
L字
敷地に対して道路が東、又は西にある場合に多く見られるパターンです。アプローチの進行方向前方に何が見えて来るのかを良く考えて、必要に応じて植栽や目隠しも計画すると良いでしょう。
直線を基調としたアプローチ例
直線でアプローチをデザインするとスッキリとした イメージになります。距離が長い場合は等間隔に アクセントラインを入れると良いでしょう。
曲線を基調としたアプローチ例
曲線でアプローチをデザインすると柔らかいイメージになります。ステップが必要な場合は同じ曲線でデザインすると良くマッチします。
短いS字のアプローチ例
玄関までの距離が短い場合は、特にS字などで変化をつけて、アプローチまわりに花壇などを取り入れて演出すると綺麗です。